カラオケの苦手意識を克服せよ!

カラオケベスト10五反田店 浅野店長
「もっとみんなにカラオケを楽しんでほしいです。カラオケが苦手な人や、あまりやったことのない人も楽しめるコツってありますか?」

カラオケベスト10五反田店

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カラオケが苦手、とか、歌がヘタだからイヤ、とか思っているあなた ! 歌の専門家によれば、実は根っからの音痴なんていない、そうである。歌がうまく歌えないというのは、ほとんど「慣れ」と「訓練」の問題。
とはいえ、みんなでジャンジャン歌いに行って、歌えそうな曲をどんどん歌い倒す…なあんてことができないから苦手なわけで。そもそも、カラオケが苦手な人というのは、照れ屋さんだったり、緊張しいだったり、理屈っぽかったりして、どわーっとノリで歌っちゃうこと自体が、そもそも、ちょっと、苦手なのだ。

それならば、理論でいこう。まずは理論武装、そして、訓練だ。理論と言っても、何も音楽理論を憶えろと言うコトではない。歌いやすい歌を探し出すためのポイントを、理論的に考えて、自分に合った「十八番」を見つけること。歌いやすい曲とはおよそ下記のような曲だ。

1.何度も聞いたことがあって、歌詞を見れば2番まで
歌えるくらい、メロディーも曲全体の構成も頭に入っ
ている
2.歌って苦しくないテンポ
3.ラップや英語のフレーズなど、口ごもってしまうよう
な箇所がない
4.地声で最高音と最低音が出せる、音域が狭い

まずは、自分の声の高さを知ろう。下の図のなかの<基準曲>と書かれている曲を歌ってみてほしい。できれば、アカペラでなく、元の曲をかけながら合わせて歌ってみる。その歌が普通に歌いきれるなら、その曲の音域は出る、ということなので、あとは同じ音域の曲の中から、もっとも歌いやすい曲を探すだけ。

曲チャート

 

 

キーボード
このときにぜひ利用したいのが「音域.com」「音域データ@wiki」というサイト。最高音と最低音の表記に関しては、これらのサイトの説明をじっくり読むこと。音の高さがFとかGと、キーの名前で表記されているので一瞬ひるむが、要するにドとかレと同じ音の名前なので、細かいことは気にせず、自分が歌えた基準曲に近いものを選べばいい。

人前で披露すると思うと、つい好きな曲や、趣味をチラつかせた曲を選びたくなるが、そこはそれ。歌うための曲と割り切り、歌いやすさだけで選ぶのがコツ。
最初から最後まで歌える曲を数曲見つけたら、あとはその曲をじっくりと練習しよう。アカペラだと、つい歌いやすいように音程を調整してしまうので、ここでも元の曲をかけながら練習すること。そして、できれば実際にカラオケに合わせて練習しておきたい。幸い、いまはひとりカラオケも当たり前の時代。さらに、カラオケベスト10のようなセルフ式の店なら、ひとりでも気兼ねなく入ることができる。
自分が「歌える」と分かっている持ち歌が3曲あれば、大抵のカラオケ会は乗り切れる。そこから、徐々に持ち歌を増やして行こう !