1970年代中期にプライヴェート・ストック・レーベルから発売されたフランキー・ヴァリのソロ・アルバムが4種類、日本初CD化されました。
やってくれますね、<新・名盤探検隊>シリーズは!
価格も税込1,200円という低価格ながら、新規書き下ろしの解説、歌詞、そしてその対訳まで付いている日本盤ならではの親切発売なのです。
4種どれもがフランキー・ヴァリ30代後半の脂の乗ったヴォーカルと、充実した演奏陣のグルーヴが絶妙に合体したサウンドが聴きものです。
その中から1975年発表のアルバム『瞳の面影』(原題:Close Up)より今日のこの1曲「神に誓って」。
(国内CD 解説・歌詞・対訳付 WPCR-15057 1,200円)
シングルは4分ほどの長さにエディットされていましたが、アルバムはなんと10分半に及ぶロング・ヴァージョン。
レコーディングはニューヨークのメディア・サウンド・スタジオ。
プロデュースはボブ・クルー、アレンジはチャールズ・カレロ。
ゴードン・エドワーズ、リック・マロッタ、エリオット・ランドール、ジェフ・ミロノフ、ケニー・アッシャー、ジョン・ファディス、ジョージ・ヤングなど、豪華なメンバーによるファンキーな演奏の中を、フランキー・ヴァリ独特の魅惑ヴォイスが縦横無尽に泳ぎまわっています。
この曲は“神に誓って”名曲です。
森 勉