「いまライブで聴ける みんなが好きな落語家」

いまライブで聴ける みんなが好きな落語家

朝日新聞出版 編
定価 1200円+税
2013年9月9日発売
A5判 96頁

いまライブで聴ける みんなが好きな落語家

いまライブで聴ける
みんなが好きな落語家

落語のガイドブックは色々ありますが、この本には、落語のウンチクとか、ネタの紹介、落語の歴史とか、ネタの分類とか、そういったモノは全く載っていません。落語好きと大学の落研学生が選んだ、江戸・上方の「わたしの好きな落語家」41人のプロフィールを始め、お勧めのCD・DVD、ライブ情報、出演テレビ・ラジオ番組、著書などを一挙紹介するムックになっています。
だから、テレビやイベントで見て、面白そう、と思った落語家さんがいたら、この本を開いてみて下さい。その人が、どんなCDを出していて、どんな番組やホームページに出ていて、どこでライブをやっているか、といった事がすぐに分かるようになっています。
さらに、人気噺家6人のスペシャルインタビューも収録。落語の今と未来を春風亭小朝さんに、落語は何故テレビで見るとあまり面白くない場合が多いのか、といった謎について柳家喬太郎さんが話しています。他にも、春風亭一之輔さん、六代桂文枝さん、桂南光さん、桂吉弥さんが登場。
タイトル通り、いまライブで聴ける人気落語家さん方の落語を、どうしたら聴けるのか、どんな噺を聴けるのか、といった情報が手に入る、「落語を聴きたいと思ったら読む本」になっています。

 

登場する落語家さんは以下の通り。
【江戸落語家】志の輔・小朝・小三治・昇太・円楽・談春・歌丸・志らく・喬太郎・小遊三・権太楼・花緑・志ん輔・圓歌・たい平・菊之丞・一之輔・談笑・市馬・喜多八
【上方落語家】文枝・鶴瓶・ざこば・仁鶴・文珍・南光・春団治・吉弥・雀々・八方・米團治・小枝・あやめ・きん枝・遊方・三喬・鶴光・松喬・小春團治・八光・小染

(文:納富廉邦)