ジミー・ウェッブ 「マッカーサー・パーク」

「今日のこの1曲」はソングライター、ジミー・ウェッブの新アルバムからの1曲です。作詞作曲編曲とすべてをこなすソングライターとして、たくさんのアーティストに曲を提供してきましたが、中でも印象深いのはリチャード・ハリスの「マッカーサー・パーク」。今回のアルバムには、その名曲に、なんとあのシンガーをフューチャリングして収録されています。(編集部)

 

 

心待ちにしていたジミー・ウェッブの新作が発売されました。
(国内CD ジミー・ウェッブ本人による楽曲解説・歌詞・対訳付 VICP-75109 2,835円)

ジミー・ウェッブ

ジミー・ウェッブ「Still Within The Sound Of My Voice」

タイトルは『Still Within The Sound Of My Voice』。
2010年発表前作『ジャスト・アクロス・ザ・リヴァー』に続き、彼が今まで作った楽曲を豪華ゲストを迎えてセルフ・カヴァーした新録アルバムです。

今回はナッシュビル録音。往年の名曲をバンジョーやマンドリン、フィドルなどを取り入れたカントリー的なサウンド・アレンジで聴かせます。

美しい歌声が魅力的なルーマーをfeatしたタイトル曲⑤他、デヴィッド・クロスビー&グラハム・ナッシュ、カーリー・サイモン、アメリカ、アート・ガーファンクル等も参加。

その中でも聴きものは、ビーチ・ボーイズのブライアン・ウィルソンをfeatした「マッカーサー・パーク」!

リンダ・ロンシュタット「アディオス」を彷彿とさせるブライアンの美しいコーラス。
更に、後半転調&テンポ・アップしてから、カントリー・フレーヴァー溢れるギター・ソロを交えた演奏もかっこいい!

ジミー・ウェッブ本人による解説も、ブライアンにある楽器をプレゼントしたエピソードなど興味深い話が多く楽しめます。今秋じっくり聴き込みたい1枚ですね。

 

(文:森 陽馬)

 

 

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