オルタナティブ・ロックとかオルタナティブ・カントリーとカテゴライズされるウィルコのメンバー2人の別ユニット、The Autumn Defense。「オルタナティブ」という音楽用語って、イマイチ意味が曖昧でわかりにくく、ちょっと言葉として好きじゃないなーなんて思ってたこともありました。いまは、カッコいいっていう意味でいいんじゃないかな、と鷹揚に捉えることにしてます。The Autumn Defense、カッコいい! ライブの映像とともにお楽しみください。(編集部)
アメリカの人気ロック・バンド、ウィルコのメンバーであるジョン・スティラットとパット・サンソンによるユニット、ジ・オータム・ディフェンス。
デュオ結成は1999年。これまでに2~3年に1枚のペースで4枚のアルバムを発表しています。
5枚目となる新作『Fifth』は日本先行でリリースされました。
(国内CD PCD-93756 2,415円 海外発売は2014年1月予定)
“オルタナ・カントリー”というジャンルで括られるウィルコのサウンドとはまた違った雰囲気で、フォーキーで美しいメロディーと2人の相性抜群のハーモニーは心地良く、どこか懐かしさを感じさせてくれます。
今日の一曲は、2曲目の「This Thing That I’ve Found」。
パット作&リード・ヴォーカルの曲なのですが、スライドギターによるソロや曲の雰囲気がジョージ・ハリスンを彷彿とさせる1曲。
彼の歌声もどことなくジョージに似ている気がします。
今年の4月、ウィルコの来日公演の後にオータム・ディフェンスのライブも小さめの会場で行なわれたのですが、来年の1月には東名阪での待望の単独公演が決定しています!
(文:東尾沙紀)