ジェイク・バグ 「Me And You」

ポール・マッカートニーのライブの熱も冷めやらぬうちに、東尾さんがご紹介してくれたのはジェイク・バグ。ここ数年、またロック系の若手で良いアーティストが現れてきていますが、彼もそのひとり。71歳の円熟したパワーを見せつけられたあとでもキラっと光る、19歳のセンスを「シャングリ・ラ」収録の「What Doesn’t Kill You」のMVとともにどうぞ。(編集部)

 

本日はポール・マッカートニー来日公演最終日。
私は19日(火)観に行き、71歳とは思えない軽やかな身のこなしと力強い歌声にただただ圧倒されました。
ビートルズ、ウイングスの曲は勿論、新作のナンバーが生で聴くととてもかっこよかったです。一生の宝物となる体験になりました!

ポールのような長年一線で活躍するミュージシャンになっていってほしい!と願っているのが、UK期待の若手ミュージシャン、現在19歳のシンガーソングライター、ジェイク・バグ。

全英1位を獲得し“次世代のボブ・ディラン”と例えられたデビュー作(2013年2月6日の今日のこの1曲で紹介しました)から約1年、早くも新作2nd『シャングリ・ラ』がリリース。
(国内CD ボーナス・トラック追加収録 解説・歌詞・対訳付 UICR-1111 2,300円)

ジェイク・バグ『シャングリ・ラ』

ジェイク・バグ『シャングリ・ラ』

名プロデューサー、リック・ルービンを迎えた今作は、米マリブにあるリックのスタジオ(名前はシャングリ・ラ)で録音。
チャド・スミス(Dr./レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)、ピート・トーマス(Dr./アトラクションズ他)などがレコーディングに参加、ブレンダン・ベンソンが3曲共作でクレジットされています。

デビューからの1年、彼がよく聴いていたというニール・ヤングからの影響が色濃く出た「All Your Reasons」、チャドが叩くとどことなくレッチリぽい?「Simple Plasures」他、アメリカンな空気も取り込んだバンドサウンドを軸に、前作より更にロックな作品となりました。

合間に挟まれる「Me And You」や「A Song About Love」などフォーキーな曲も良いですね。
20歳前の若者らしい複雑な心中を心地良いメロディーで聴かせてくれます。

(文:東尾沙紀)

 

 

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