薬師丸ひろ子の、このジャケットを見てください! 美しいですね。「セーラー服と機関銃」の頃は、面白い顔のアイドルが現われたなと思っていましたが、年齢を重ねるほどにどんどんキレイになっていく気がします。彼女の素敵な歌とインタビューの動画も併せてお楽しみください。(編集部)
あまちゃん効果もあって、2013年再ブレイクした感もある薬師丸ひろ子。
待望の新録アルバム『時の扉』が発売されました。
(初回限定盤のみボーナス・トラック「ユーレイズミーアップ」カヴァー収録 TYCT-69030 3,000円)
今作は、彼女が好きな唱歌やスタンダード曲・名曲を自ら選曲して歌ったカヴァー・アルバム。
吉俣良によるアレンジは、ストリングスを主体にした穏やかなサウンドで、彼女の美声を引き立たせています。
全13曲中、一番の聴きものはやはりこの曲でしょう!
大瀧詠一作の名曲「夢で逢えたら」。
全13曲中最もポップこの楽曲を、オリジナルを踏襲したサウンド・アレンジで聴かせます。
薬師丸ひろ子の愛情込められた中間の語りもイイですねー。
ナイアガラ・ファンも納得のカヴァーだと思います。
個人的には、「夢で逢えたら」みたいな曲をもっと入れてほしかったなあ、とか、「潮騒のメモリー」も収録すればもっと売れただろうに、なんて邪心を感じましたが、これはこれで彼女の歌心を純粋に堪能できて良いのかもしれませんね。
(文:森 陽馬)