ジ・アラバマ・ステート・トゥルーパーズ 『ロード・ショー』

いつもこの序文で簡単に「今日のこの1曲」についてのリードを添えていますが、今日の1曲については…ごめんなさい、全く知識がありません!世界初CD化、いったいどんな音なんでしょう。まったく、音楽への興味は尽きませんね。(編集部)

 

 

これも購入予定が年明けにズレこみ、やっと聴けた作品。

ジ・アラバマ・ステート・トゥルーパーズ 『ロード・ショー』。
(国内仕様CD 2枚組CD 英文解説対訳付 3,200円+税)

ジ・アラバマ・ステート・トゥルーパーズ 『ロード・ショー』

ジ・アラバマ・ステート・トゥルーパーズ 『ロード・ショー』

“世界初CD化! これを聴かずしてアメリカン・ロックの歴史を語るなかれ!”
と、帯に書いてあり気になっていた1枚でした。

The Alabama State Troupersとは、スワンプ・ロック界の雄、ドン・ニックスを中心に、女性シンガーのジーニー・グリーン、当時78歳のブルースマン、ファリー・ルイスが集い、更にそのバック演奏をマスル・ショールズ・スタジオの面々と、メンフィスのミュージシャンが固めた総勢約15名のグループ。

このメンツが1971年10月に行なったライヴを収録したのが今作です。

ファリー・ルイス単独部分(Disc1 ①~④)はアコースティック・ブルース弾語りのため、聴いてて眠くなってしまいますが、ドン・ニックスが加わる後半(特にDisc2 ⑧以降)はかっこいいですね。

このツアー時毎回ラストを飾っていたというドン・ニックス作「Going Down」。

ジェフ・ベックのカヴァーが有名で、最近ではローリング・ストーンズ50周年記念ライヴ(2012年12月)にてジョン・メイヤー&ゲイリー・クラークJRが客演し披露されたのも記憶に新しい1曲。

タイトな演奏がどんどん熱くなっていく「Going Down」ライヴ・ヴァージョン。
スワンプ・ロックファンならずとも聴きものです。

(文:森 陽馬)

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