グレン・ミラー 「パーフィディア」

「パーフィディア」はヴェンチャーズの演奏で知った曲ですが、その後いろいろな演奏や歌で耳にするたびに、イイ曲だなぁ、と思う“美旋律の壺”と言える楽曲です。

ラテン名曲「フレネシー」の作曲家としても有名なメキシコのアルベルト・ドミンゲスが作曲したボレロに、ミルトン・リーズが英語詞をつけたものが1941年アメリカで流行し、このグレン・ミラーのヴァージョンが大ヒットしました。

女性歌手ドロシー・クレアとモダネアーズのコーラスが色を添えています。
(このグレン・ミラーベスト盤のライナーノーツを書いている瀬川昌久氏解説の受け売りです)

裏切りとか不誠実とかの意味を持つ「パーフィディア」という言葉ですが、その言葉の意味とは裏腹に、本当に美しいメロディーを持った1曲です。

(文:森 勉)

 

★掲載ジャケットは瀬川昌久氏監修、『グレン・ミラー・ベスト』 国内2CD BVCJ-38137 2,000円+税)

『グレン・ミラー・ベスト』

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