ビル・ラバウンティ 「All This Time」

AORシンガー、ビル・ラバウンティの新作『Into Something Blue』が本日入荷。
(国内CD 解説・歌詞・対訳付 『イントゥ・サムシング・ブルー』 VICP-75129 2,700円+税)

ビル・ラバウンティ『イントゥ・サムシング・ブルー』

ビル・ラバウンティ『イントゥ・サムシング・ブルー』

前作『Back To Your Star』は最近のような気がしたのですが、2009年なのでもう5年前!(2009年5月26日に今日のこの1曲コーナーで紹介) 時が経つのは早いものです。

さて、今回の新作は元クラッキンのRick Chudacoff(リック・チュダコフ)がプロデュースを担当。

前作に引き続きアダルトな仕上がりで、ドナルド・フェイゲン『ナイトフライ』を彷彿とさせる雰囲気ですね。

名ギタリスト、ラリー・カールトンも大体の曲に参加していて、渋いギターを聴かせてます。

(ボブ・ディラン「サブタレニアン・ホームシック・ブルース」を何故かカヴァーしていて、それは異色な感じですが・・・)

タイトル曲⑪「Into Something Blue」は、ライチャス・ブラザーズのビル・メドレーが2007年リリースしたソロ作『Dawn Near Righteous』(2008年3月9日のコーナー参照)へビル・ラバウンティが提供していた曲のセルフ・カヴァー。
彼らしい悲哀の失恋ソングですが、今日のこの1曲は①「All This Time」。

エレピの音色と、むせび泣くサックス。
隙間を埋めるラリー・カールトンの味わい深いギター。
そして、ビル・ラバウンティの変わらぬソウルフルな歌声。

これぞビル・ラバウンティ!な1曲ですね。

(文:森 陽馬)

 

お問い合わせ・ご注文はこちら

お問い合わせ・ご注文はこちら