デル・シャノンが作り、ピーター&ゴードンが歌った「アイ・ゴー・トゥ・ピーセス」は1965年初頭のヒット曲です。
その1965年は他にも煌めく名曲がたくさんありますが、1曲だけしか選べないとすると“1965年はこの曲”と決めています。
今日はその「アイ・ゴートゥ・ピーセス」の思いっきりキュートなカヴァー・ヴァージョンを紹介したいと思います。
1978年イギリスのスティッフ・レーベルから発売されたレイチェル・スウィートのヴァージョンです。
彼女は当時高校生ぐらいの年だったと思いますが、甘く独特の粘り気を持った歌い方は今聴くと後にデビューするバングルスのスザンヌ・ホフスに通ずるものを感じます。
このレイチェル嬢、スティッフから出ていたのでずっとイギリスの女の子と思っていたのですが、なんとオハイオ出身のアメリカ人なのですねぇ。
まだまだ知らないことがいっぱいありますね。
このCDはスティッフ・レーベルでのレイチェル・スウィートの音源が全て入った2枚組CD。
(輸入CD RPM RETRO D939)
イギリスでヒットした「B-A-B-Y」も収録されています。
(文:森 勉)