Wouter Hamel「GRETNA GREEN」

5月21日大阪、23日東京ビルボード・ライヴで来日公演を行うオランダの男性シンガー、ウーター・へメル。

約2年半ぶり、4作目となるオリジナル・アルバム『ポンパドール』が日本先行で発売になりました。
(国内CD VICP-65212 2,400円+税 日本盤ボーナストラック2曲収録)

ウーター・へメル『ポンパドール』

ウーター・へメル『ポンパドール』

今作では、1st、2ndでプロデューサーを務めたベニー・シングスとのタッグが復活!

ベニーは共作、アレンジ、演奏、ミックスなど多くを担当。
前作『ローエングリン』はウーターのセルフ・プロデュースで生楽器にこだわったアレンジがされていましたが、新作ではシンセやプログラミングなどを使い、全体的に80’sな雰囲気。

民族音楽に、ソウル、ディスコ…と、彼の従来のイメージである”ポップ×ジャズ”とはまた違った曲作り、音作りがされています。

アルバム後半には、弾むようなメロディーの「Live A Little」、AORテイスト「Gretna Green」など、彼らしいポップな曲も♪

「Gretna Green」は皮肉ったような詞とロマンチックなメロディとのギャップが面白い一曲。

歌詞と関係あるのかどうかは読んでもよくわからないですが、「グレトナ・グリーン」はスコットランドにある駆け落ち婚で有名な土地の名前のようです。

(文:東尾沙紀)

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