ニュージャージーを拠点に活動している男性5人組バンド、リアル・エステート。
2009年にデビューし、2枚のアルバムをリリース。
3作目となる新作『アトラス』(国内CD HSE-19175 2,095+税)は、ウィルコ所有のスタジオで録音。
ざっくりいいますと、浮遊感のあるギター・ポップといった感じです。
特に突出してポップな曲というのは無いのですが、ほんのりリバーブの効いたギターに、穏やかなヴォーカル。聴いているととても心地良いサウンドです。
ウィルコを筆頭としたUSオルタナティヴ・ロックや、UKギターポップ、フォーク・ロックなどの影響が感じられます。
近年のアーティストだと、カート・ヴァイルと雰囲気が似ているように思います。
(カートほど気だるい感じではありませんが…)
9曲目「Horizon」は、なんとなくイントロがニール・ヤング「Old Man」風?
曲調そのものは全然違いますが、ギターのフレーズが似ているなと思いました。
少なからず影響は受けているのかな??
(文:東尾沙紀)