ペギー・リプトン「Stoney End」

『ジャケガイノススメ~Beautiful Covers』という本が出たのは、2006年5月ごろでしたでしょうか。

いわゆるジャケ買いしてしまいそうな魅力的なレコード・ジャケット写真をたっぷり掲載して、その盤の説明もしっかり付いていたので、ジャケットの美しさと共に、音の方も大いに気になってしまう本でした。

近年は絶版になっていましたが、この度増ページされ復刊されました。
(出版:ラトルズ 編・著:土橋一夫&高瀬康一 256ページ 2,200円+税)

ジャケガイノススメ~Beautiful Covers

ジャケガイノススメ~Beautiful Covers

ぱらぱらページをめくっているだけで楽しくなる本ですので、是非お手に取ってご覧いただきたいと思います。

恥ずかしながら私もジャケ買いについてのコラムを寄せさせてもらっています。
(コスプレ・変装写真?もあり・・・)

さて、今日のこの1曲は23ページに掲載されている美女ジャケから1曲。

以前にもここで紹介し、2013年のベストにも選出したペギー・リプトン。
(国内仕様CD 解説・長門芳郎 VSCD-2536 3,000円+税)

ペギー・リプトン「Peggy Lipton」

ペギー・リプトン「Peggy Lipton」

ジャケもいいけど、音楽も最高です。

「ストーニー・エンド」はローラ・ニーロ作の名曲。

ちょっとけだるい雰囲気を出したペギーの歌声はジャケット同様にとても魅力的です。

なおバックの演奏は前年1967年にブロッサムズがシングルで出したもの(先月紹介した『ルー・アドラー~ア・ミュージカル・ヒストリー』に収録)と同じオケが使われています。
共にルー・アドラープロデュースだから、いいんでしょうね。

(文:森 勉)

 

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