<ジェイホークスのカントリー版?>
昨日に続き、シンガー・ソングライター系のオススメ盤をもう1枚。
Jamestown Revivalはテキサス出身ジョナサン・クレイ(Jonathan Clay)とザック・チャンス(Zach Chance)による二人ユニット。
今作『Utah』は最近発売された1stアルバムです。(輸入CD WBR002)
最初聴いて想起したのは、ジェイホークス。
二人のユニゾン・コーラス・ヴォーカルは、まさにジェイホークスを下敷きにした感じですね。
バンジョーやスティール・ギターが全編に入っており、ジェイホークスがよりカントリー&ルーツ色濃くなった雰囲気です。
今日のこの1曲はラスト11曲目「Home」。
最後の方は、ビートルズ「ヘイ・ジュード」とそっくりの展開&メロディー!?
歌詞は違うしカヴァーでもないけれど、ある意味聴きもののナンバー。
全体的にメロディーや楽曲アレンジのせいか、もしくはミックスが悪いためか、正直言うともうひと押し欲しいところですが、アメリカン・ルーツ好きの方ならば聴いておいて損なし。これからが楽しみなユニットです。
(文:森 陽馬)