ジェリー&ザ・ペイスメイカーズ「ガール・オン・ア・スウィング」

EMI系のブリティッシュものが相変わらず色々と出ています。

今日はその中から正真正銘リヴァプール・サウンドの雄であるところのジェリー&ザ・ペイスメイカーズを。

ビートルズと同じくブライアン・エプスタインがマネージメントを担当していたこともあり、1964~66年にかけてはアメリカでもかなりの人気を博していました。

残念ながら日本では発売元であった東芝のプッシュが弱かったので、ヒットらしいヒットもほとんどない状態でしたが、「ハウ・ドゥ・ユー・ドゥ・イット?」、「太陽は涙がきらい」、「アイ・ライク・イット」、「マージー河のフェリーボート」、「アイル・ビー・ゼア」など、イイ曲をたくさん歌ってくれたグループです。

この「ガール・オン・ア・スウィング」は1966年のヒット。

アメリカのコーラス・グループ、ハプニングスのボブ・ミランダが作り、彼らのアルバムの中の1曲として世の中に出ましたが、ジェリーたちが取り上げシングルとしてヒットさせたものです。

美しいジャケット・デザインが紙ジャケットでうれしい日本初CD化です。
(国内CD 完全限定紙ジャケット仕様 2014年最新リマスター 解説・歌詞・対訳付 ボーナス・トラック20曲追加全32曲 WPCR-15550 2,400円+税)

ジェリー&ザ・ペイスメイカーズ『ガール・オン・ア・スウィング』

ジェリー&ザ・ペイスメイカーズ『ガール・オン・ア・スウィング』

(文:森 勉)

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