地上3階、地下1階の4フロアをフルに使い、ムッシュ・クリスチャン・ディオールの生い立ちから交友関係、象徴的なメゾンとアクセサリー、フレグランス、コスメティクス、写真、デザイン画、パッケージ、映像などの膨大な資料で、1947年のコレクション発表から、現在のラフ・シモンズに受け継がれたDiorのエスプリをたっぷりと堪能できる大規模な展覧会が銀座玉屋ASビルで開催されています。
1920年代「狂乱の時代」と言われるパリでエリック・サティとともにピアノを弾き、また、画廊を開いてピカソ、ヘンリ・マティス、ダリ、マックス・ジャコブといった芸術家たちと共に過ごしていたクリスチャン・ディオールの芸術性の源を追いかけることのできるボード展示。
地下1階には「ディオールのアトリエ」とし、パリ本店のアトリエを再現。ジェニファー・ローレンスやナタリー・ポートマンをはじめとした世界中のセレブリティのオートクチュールを手がける、本場のクチュリエールが来日。実際に使っている道具で、作業風景を再現しています。通訳の方も常駐しており、質問や会話をすることもできます。
こちらはジャドールなど香水の瓶に金糸・銀糸を使い、手作業で封をする作業を間近で見られます。
同じく「ディオールのアトリエ」。
3Fには名和晃平、東信、宮永愛子など日本人を含むアーティストがバッグ「レディ・ディオール」をオマージュしたアート作品も展示。
資料価値が高くうつくしい装丁の書籍や画集、写真集などの販売もあります。
この展示のガイドとなるiOSアプリ「Esprit Dior Tokyo」も配信中。会場内ではフリーWi-Fiに接続してアプリでのガイドやインタビュービデオをダウンロードして視聴することもできます。
タイトル:Esprit Dior (エスプリ ディオール)ーディオールの世界
会期:2014年10月30日~2015年1月4日(2014年12月11日、2015年1月1日休館)
時間10:30 -19:00
入場無料
会場:東京都中央区銀座3-5-8 玉屋ASビル (銀座アップルストア隣) B1~3F
問い合わせ先 0570(050)121