前回の冒頭で触れたポール・マッカートニー&ウィングス『ヴィーナス・アンド・マース』。
(2枚組CD UCCO-3053 3,700円+税)
(2枚組CD+DVD+ハイレゾ・ダウンロード+128Pブック入限定BOX UCCO-90296 14,000円+税)
1975年発表ウィングス名義としては4作目、ニューオリンズとLAで録音された名盤。
昨年DVD化されたポールのライヴ映像『ロックショウ』直近作。
本編も良い曲たくさんありますが、今日は気になるボーナス・ディスクからこの1曲。
ポール・マッカートニーが自身で歌う「レッツ・ラヴ」!
「レッツ・ラヴ」はペギー・リーのためにポールが書き下ろした名曲。
ペギー・リーがロンドンを訪れた際、ポールをディナーに招待。
元々ペギーのファンだったポールが御礼にと捧げた1曲です。
(ペギー・リー1974年発表作『Let’s Love」に収録)
ペギーのオリジナルにポールもピアノで参加していますが、このポール・ヴァージョンもピアノ弾き語り。
デモっぽい感じながら、ポールの熱唱に心打たれますね。
文:森 陽馬
武蔵小山生まれ武蔵小山育ちの「ペットサウンズレコード」の「おにいさん」。店頭で、こんな音が好き!というと、いろいろ新しいものを紹介してくれますよ。ココカラ本誌では「毎日がGOOD MUSIC〜むさこ駅前狂騒曲〜」を連載中!