ジーン・ペイジ「Gene’s Theme」

ジーン・ペイジ『ホット・シティ ~ジーン・ペイジとバリー・ホワイトの世界』

ジーン・ペイジ『ホット・シティ ~ジーン・ペイジとバリー・ホワイトの世界』

レコード・コレクターズ最新号2015年2月号KISS特集には、恒例の<私の収穫2014>(著名人による収穫レコード紹介ページ。これが一番の楽しみ!?)、そして<リイシュー・アルバム・ベスト>が掲載されています。

<私の収穫>の記事では、「海外のディーラーから購入」というのが年々増えてますね。
欲しいレコードを探す場合、全世界的にまずはネットそしてディーラーへオファー、という流れなんでしょう。
レコード店へ行って探す、という行為もたまには楽しんでもらいたいですね。

<リイシュー・アルバム・ベスト>は、レア度やBOXものばかりが近年優遇され過ぎている感があります。
買い手の立場としては、BOXセットをあれもこれもとはなかなか買えないですからね・・・。
“世界初CD化のレア音源!”が魅力で購入しても、結局繰り返し聴かない場合も多々あるし・・・。

と、売れないCD店にいるダメダメな店員による愚痴はこのへんにして、個人的に昨年よく聴いたリイシュー盤から今日のこの1曲。

ジーン・ペイジ『ホット・シティ ~ジーン・ペイジとバリー・ホワイトの世界』
(国内CD 完全限定盤 日本語解説付 WPCR-28113 1,000円+税)

バリー・ホワイトの元で、素晴らしいストリング・アレンジを多く手掛けてきた名アレンジャー、ジーン・ペイジ。
彼が1974年に発表した自身名義の初ソロ・アルバムです。

御大バリー・ホワイトがプロデュース。
デヴィッド・T・ウォーカー、ウィルトン・フェルダー、エド・グリーン、アーニー・ワッツ、クラレンス・マクドナルド他、ラヴ・アンリミテッド・オーケストラのセッション・メンバーが参加。

このメンツで悪いわけがない!
極上のバリー・ホワイト・サウンド/メロウ・グルーヴ・インストが楽しめる1枚!

そのバリー・ホワイトがジーン・ペイジのために書き下ろした④「ジーンのテーマ」。
美麗なメロディー&ストリングスに心洗われます。

 

文:森 陽馬
武蔵小山生まれ武蔵小山育ちの「ペットサウンズレコード」の「おにいさん」。店頭で、こんな音が好き!というと、いろいろ新しいものを紹介してくれますよ。ココカラ本誌では「毎日がGOOD MUSIC〜むさこ駅前狂騒曲〜」を連載中!

 

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