Neil Young 「Sugar Mountain」

ニール・ヤング『ライヴ・ラスト』

ニール・ヤング『ライヴ・ラスト』

今年2016年から制定された国民の祝日、山の日。

僕が大好きなニール・ヤングの古い曲で、山(mountain)が付く歌がある。

Neil Young「Sugar Mountain」

ニール・ヤングが19歳の時(1964年)に書いたナンバー。
19歳から20歳、大人になることの不安と嘆きを表した初期名曲だ。

この「Sugar Mountain」のアンサー・ソングと言われているのが、ジョニ・ミッチェル「Circle Game」。

ニールと同郷/カナダ出身の彼女が1965年に書いたその「Circle Game」には、以下歌詞が出てくる。

♪年月は過ぎ、あの少年は20歳になる。
昔彼が抱いていた夢は少し色褪せてしまったけれど、また新しい夢が生まれるはず。
~ 季節はめぐりめぐっていく。サークル・ゲームの中を。♪

「Sugar Mountain」、そして「Circle Game」を聴いて、自分が20歳前後に抱いていた夢のことを思い出した。

あの頃探し求めようとしていた夢(Heart Of Gold)を、僕は見つけられているのだろうか?

★掲載ジャケットはニール・ヤング「Sugar Mountain」収録1979年ライヴ盤『ライヴ・ラスト』。

 

文:森 陽馬
武蔵小山生まれ武蔵小山育ちの「ペットサウンズレコード」の「おにいさん」。店頭で、こんな音が好き!というと、いろいろ新しいものを紹介してくれますよ。ココカラ本誌では「毎日がGOOD MUSIC〜むさこ駅前狂騒曲〜」を連載中!

PETSOUNDSロゴ