2月最初に紹介された曲は、コンゴのサウンド! 「シェウン・クティやフェミ・クティ以上のアフロ・グルーヴかも」と言われるサウンドがどんなものなのか、まずはLIVE映像で試聴してみてください。カッコいい!(編集部)
2月に入ったことですし、寒さを吹き飛ばすような熱い今日のこの1曲を。
ジュピター(ジュピテール・バコンジ)は、コンゴ民主共和国の首都キンシャサにある貧民街を拠点として20年以上に渡り音楽活動を続けている男性ミュージシャン。
今作『ホテル・ユニヴァース』は2006年に発表されていたアルバム『Man Don’t Cry』を新たに録音し直した新作ですが、これが最高にかっこいい!!
(国内仕様CD 解説・ブックレット訳付 VIVO-432 2,400円+税)
強靭なアフロ・グルーヴはシェウン・クティやフェミ・クティ以上!?
このCDをかけるだけで、店内の温度が上がったように感じるほどの熱いファンクネス!
ワールド・ミュージック好きの方のみならず、近年の柔いファンクに飽き飽きしている方こそ必聴の1枚です。
冒頭の1曲目「Bapasi」。
マヌ・ディバンゴ「ソウル・マコッサ」を現代的にアップデートしたような激ファンキー・アフロ・チューン!
ブックレット内に掲載されているメンバーの写真はまるで悪党一派のようですが、漆黒のファンク精神が音だけでなくその写真からも伝わってきますね。
この国内仕様盤が発売されたのは昨年末12月22日。
でも今年のワールド・ミュージックこの1枚は今作に早くも決定でしょう!
(文:森 陽馬)