ルーマー「バランス・オブ・ネイチャー」

 

ルーマー『ディス・ガール ~バカラック&デヴィッド・ソングブック』

ルーマー『ディス・ガール ~バカラック&デヴィッド・ソングブック』

ルーマー4作目のアルバム『ディス・ガール ~バカラック&デヴィッド・ソングブック』が発売になりました。

ルーマー『ディス・ガール ~バカラック&デヴィッド・ソングブック』
(国内CD 国内盤ボーナス・トラック1曲追加 解説・歌詞・対訳付 WPCR-17203 2,400円+税)

タイトルでわかるように全13曲バート・バカラック&ハル・デヴィッドの作品を歌ったものになっています。

プロデュース、アレンジ、オーケストラ指揮はロブ・シラクバリが担当。
彼はルーマーの夫であり、バート・バカラックの仕事をサポートしていたこともあったので、いつかはこんなアルバムがと思っていました。
意外と早い実現、うれしいです。

ロブ・シラクバリの音作りはルーマー2014年発表前作『イントゥ・カラー』(2014年11月13日今日のこの1曲で紹介)で実証済。彼女の低いトーンの歌声をうまく活かしています。

選曲も「ルック・オブ・ラヴ」(恋の面影)、「クロス・トゥ・ユー」(遥かなる影)、「ハウス・イズ・ノット・ホーム」、「ウォーク・オン・バイ」、「ディス・ガール」(なんとこの曲には、イントロにバカラックのピアノ&ヴォーカルをプラス!)、「世界は愛を求めてる」など有名曲の間に、ディオンヌ・ワーウィックが以前歌ったことがある知られざる隠れ名曲を4曲含ませるという、バカラックの近くにいた人ならではのワザと気遣いが感じられます。

今日はそんなあまり知られていないけれどイイ曲の中から「バランス・オブ・ネイチャー」。

ルーマーのスウィート&ソフトなマシュマロ・ヴォイスに、バカラック・メロディーは抜群の相性です。

 

文:森 勉

ペット・サウンズ・レコードの店長。ビーチ・ボーイズをはじめとしたアメリカンポップスを中心に、さまざまなジャンルの音楽に対して豊富な知識をお持ちです。街のCD屋さんとして店頭で接客する一方で、ライターとしてレコード・コレクターズ誌など、さまざまな媒体へも寄稿。ファンからもミュージシャンからも、業界関係者からも厚い信頼を寄せられています。

http://www.petsounds.co.jp