カントリー・テイストの曲が聴きたい気分なので今日はこれ。
純粋なカントリー歌手ではありませんが、ジョニー・ティロットソンが1962年ケイデンス・レーベルから発表したカントリー・アルバムからの1曲です。
(国内CD 『イット・キープス・ライト・オン・ア・ハーティン』 VICP-64557 2,400円+税)
ポップ・アイドル歌手と位置付けされていた彼が、それまでのイメージよりちょっと大人っぽい雰囲気の曲を歌ったアルバムと言えるかもしれません。
当時のアメリカ人にとっては馴染み深いハンク・ウィリアムス、ジム・リーヴス、ファロン・ヤングなどのヒット曲を、ジョニー・ティロットソンらしい素直でさわやかな歌声で披露してくれています。
今日のこの1曲はカヴァーではなく、彼のオリジナル曲。
アメリカでは大ヒットとなり、彼のイメージ・チェンジに一役買った曲となりました。
アニタ・カー・シンガーズによるコーラスがイイ感じ。
日本でもシングル盤が1962年に出ていたようですが、ジョニー・ティロットソンの名前が日本の一般洋楽ファンに知られるようになるには、1964年「ポエトリー」まで待たないと・・・。
(文:森 勉)