【今日のこの1曲】オールマン・ブラザーズ・バンド 「Dreams」

デレク・トラックス、ウォーレン・ヘインズ、両ギタリストが年内で脱退することが発表されたオールマン・ブラザーズ・バンド。

ライヴ・ツアーに関しても年内で終了することをグレッグが発言したそうで、なんとも残念ですね。

数年後に昔のメンバーが集まって再結成!みたいなことはあると思いますが、毎年恒例だった3月ニューヨーク/ビーコン・シアターでの連続公演は今年で最後になるのかもしれません。

さて、そのビーコン・シアターでの10日間公演を初めて開催した1992年貴重ライヴ音源がオフィシャル初CD化されました。(国内CD 2枚組CD 解説・歌詞・対訳付 EICP-1602 3,200円+税)

オールマン・ブラザーズ・バンド『プレイ・オールナイト~ライヴ・アット・ザ・ビーコン・シアター1992』

オールマン・ブラザーズ・バンド『プレイ・オールナイト~ライヴ・アット・ザ・ビーコン・シアター1992』

ウォーレン・ヘインズとアレン・ウディが加わり再結成したのが1989年。
ディッキー・ベッツが脱退&デレク・トラックス加入が1999年前後ですから、ちょうどその間、ディッキーのカントリー・フレイヴァーとウォーレンの豪放なスライドが程良く調和している充実期のライヴです。

「ステイツボロ・ブルース」、「ジェシカ」、「エリザベス・リードの追憶」、「ウィッピング・ポスト」等代表曲に加え、当時リリースした新作からの楽曲も交えた素晴らしい内容。

デュアン在籍時とはまた違った意味で熱いライヴ音源ですね。

今日のこの1曲は、グレッグ作名曲「Dreams」。

これぞサザン・ロック!な詞世界。
ウォーレン・ヘインズ圧巻のスライド・ソロ! 聴きものです。

(文:森 陽馬)

http://www.petsounds.co.jp

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