はじめまして。ココカラ編集長の後輩のゆいと申します。この度、編集長よりココカラウェブに投稿でもしてみんしゃいとお誘いをうけまして、僭越ながら自分のカテゴリを持たせていただきました。徒然なるままにいろんなことを投稿していけたら良いなと思っています。よろしくお願いします。
今回は食べ物に関する、わたしのこじらせエピソードを一つ。
私、味が良かろうが見た目が良かろうが、食べにくい食べ物は基本苦手です。
先日久しぶりに仕事で東京駅に行ったのですが、次のアポまで微妙な空き時間ができたので、珍しくイートインありのパン屋に入りました。
クリームパンかサンドイッチか、ちぎって食べられるようなパンをチビチビ食しながら、コーヒー一杯を堪能しようと思って入ったのに、このお店なぜかパイ系のパンばかり。。サンドイッチのパン生地まで!!
ちがうちがうそうじゃ、そうじゃないーー!
パイ系のパンはあかんのです。
このお店に入る手前に、クロワッサン専門店なるものを発見して、そこでも一度発動していた「ちがうちがう〜(以下省略)」が、再発動しちゃいましたよ。
薄い生地を何層にも重ねて焼き上げた、デニッシュやクロワッサン…たしかに見た目かわいいし、デニッシュに関しては中央のしっとりしたところはめちゃめちゃ美味しい。
でもダメなんです。
どんなに頑張っても上手に食べられないから…。
一番外皮のパリパリの部分。あれは一体どうやって食べるのが正解なんだよぅ。ちょっと強めに触ろうもんなら、そこを起点に3枚くらいの外皮が一気に崩壊する。そして飛び散った皮の一部が気づかないうちに頰や服に飛び散って、数時間後にポロっと剥がれてきて衝撃を受ける。
恐怖である。
しかし、その日は次のアポまでに時間がなく、仕方なくその店でイートインすることにしました。
見た目にはしっとりして見えたので、これならいけるかも!と思って「パン・オ・ショコラ」をトングで掴んだ瞬間でした。
「騙された!!!」と思いました。トング越しにもしっかり伝わってくる、確実に崩れる系の生地感。でも一度掴んだパンを戻すなんてはしたないことはできない!と、意を決して購入。
席に座り、改めて自分の手でその生地の危険さを確認し、どう頑張っても生地の崩壊は免れないと悟ったわたしは、トレーに乗せていただいたありったけのペーパーで「パン・オ・ショコラ」を優しく包み込み、皮飛散の被害を最小限に食い止められるよう準備を整えました。
そしていざ、ファーストバイト!!
カササササササ…!想定通りに崩れ落ちたパンの表面。
美味しい!ではなく、あああ、やっぱ崩れた!!が最初に頭に浮かぶこの感じ。
だから食べにくい食べ物はダメなんです。笑
理屈っぽい人間なので…なぜこいつはこんなに食べにくいんだ!とそんなことを考えているうちに、美味しいという純粋な気持ちを忘れてしまうのです。五感を邪魔するものはできるだけ少ないほうがいい。
食べやすいは正義なのです。