自主制作盤やライブが話題となり、正式デビュー前から注目されていた邦楽新世代バンド、“森は生きている”が1stアルバムをリリースしました。(『森は生きている』 PCD-18750 2,500円)
福生在住のリーダー岡田拓郎(g,cho etc)を中心に、ヴォーカル/ギター、キーボード、ベース、ドラム、サックス編成の男性6人組。
まだ20代前半という若さながら、卓越した演奏力で、はっぴいえんど、ザ・バンドなど60~70年代の音楽に影響を受けた楽曲/サウンドを聴かせてくれます。
(HPには影響を受けたミュージシャン等の名が洋邦問わずたくさん羅列されており、メンバーの雑多な音楽性が窺えます。)
今日のこの一曲は、インディー時代のCDにも収録されていた「帰り道」。
みんみん蝉、入道雲…など、この曲だけでなく情景が浮かぶシンプルな日本語詞も魅力です。
キリンジ、男性ヴォーカル版の空気公団という印象を受けた楽曲もありました。
ただ渋いだけでない現代的なエッセンスも感じられます。
8月29日(木)には、“東京ローカル・ホンク×オオルタイチ+ウタモの旅2013 with 森は生きている”、3組でのライブが、吉祥寺スターパインズカフェで行われます。
東尾沙紀