かねてよりライブに飛び入り参加するなど、ポール・ウェラーと親交が深かったコーラルのジェームズ・スケリー。ソロアルバムにはポールとの共作もあるそうですから、ポール・ウェラーファンも要チェックですね。
2002年にデビューし、現在までにミニ・アルバム含む6枚のアルバムを発表しているリヴァプール出身フォーク/サイケ・ロック・バンド、ザ・コーラル。
意外にも初となるメンバー各々のソロ作を昨年から順に発表。
今日紹介するのは、デビュー時(19歳位だったと思うのですが…)から少しハスキーで味のある歌声が素敵なフロントマン、ジェームズ・スケリーの『LOVE UNDERCOVER』を。
(輸入CD James Skelly & The Intenders 『Love Undercover』 COOKCD589)
1曲目はポール・ウェラーとの共作で、ウェラーが歌ってもハマりそうなシュプリームス風のポップ・ナンバー♪
他にも「Stand By Me」を彷彿とさせる曲や、ブルース・ロック、郷愁を誘うフォーキーなバラードなどなど、バンドのイメージとは離れたシンプルなメロディ&サウンドで紡がれた一枚。
コーラルを知らない方もぜひ!
ソロといいつつも、弟でドラマーのイアンが共同プロデュース。
クレジットを見るとコーラルのメンバー全員の名前が。
なんだか微笑ましく思えました。
(文:東尾沙紀)