ビーチ・ボーイズ 「サーフィン・サファリ」

村上春樹の書き下ろしの話から、ビートルズ、ビーチ・ボーイズ、そしてアメリカン・グラフィティ。レビューの面白さって、知識と興味の幅の広さだなあとつくづく思います。胸がキュンとするような「アメリカン・グラフィティ」のタイトルロールもあわせてお楽しみください。(編集部)

 

 

 

 

 

文藝春秋2013年12月号に掲載されている村上春樹書下ろし短編小説『ドライブ・マイ・カー』を読了。

『ノルウェイの森』じゃないけれどタイトルからしてビートルズの楽曲を意識した小説なのかな?と思いきや、いい意味で裏切られましたね。

小説内に“ビートルズ”は出てきませんが、“ビーチ・ボーイズ”の文字は出てくるので思わずニヤリとしてしまいました。(そんなに時間かからず読めるので気になる方はチェックしてみてください)

ストーリー的には夏目漱石(小説『ここから』とか)のようなところがありつつも、舞台設定は所々に村上春樹らしさがあって面白かったですね。

ちなみに小説の主人公が乗っている車は黄色いサーブでしたが、“黄色い車”というと、映画『アメリカン・グラフィティ』。
黄色いフォード・デュース・クーペが出てくる場面ではビーチ・ボーイズ「サーフィン・サファリ」がかかっていたことが思い出されます。

ということで、今日は『アメリカン・グラフィティ』サントラ盤から。
今なら期間限定1,499円で発売。(国内CD 2枚組全41曲 解説・歌詞付 UICY-75716 1,499円)

「アメリカン・グラフィティ」サウンドトラック

「アメリカン・グラフィティ」サウンドトラック

1962年前後が映画の舞台となっていて、オールディーズ好きはもちろん、オールディーズをこれから聴いてみよう、という若い方にもオススメのコンピです。

(文:森 陽馬)

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