最新の音楽をどんどん聴いていると、とても過去の音源なんて何度も聴き返す時間がない! でも、その中でも何度も何度も聴いてしまうのがシュガー・ベイブ。今日の1曲は、当時の大貫妙子の青さが魅力的なソロの1曲です。(編集部)
先週発売された週刊文春(2014年1月16日号)に、<追悼 大瀧詠一 福生の仙人伝説>という記事が掲載されています。
見開き2ページのみで特に新しい情報が掲載されているわけではありませんが、当店地下カフェ・アゲインの石川茂樹さんが取材に応じた記事内容になっているので、ご興味ある方はご覧になってみてください。
なお、その週刊文春の定番連載<阿川佐和子のこの人に会いたい>、今号のゲストが大貫妙子さんでした。
デビュー前、五反田の喫茶店でキャロル・キング等を弾き語りしていた話や、四谷のロック喫茶『ディスク・チャート』で山下達郎と出会った話からプライベートな話など、なかなか面白かったです。
四谷『ディスク・チャート』では、シュガーベイブ結成のきっかけとなったセッションやデモテープ作りをしたそうですが、その雰囲気が伝わってくる音源が今日のこの1曲。
大貫妙子1976年発表1stアルバム『Grey Skies』。(CRCP-20461 2,100円)
2010年に再発された盤にボーナス・トラックが3曲追加収録されており、その中の1曲がディスクチャートで1973年当時録音していた「午后の休息」デモ音源なのです。
オリジナルとは歌詞違い。
美しく澄んだ大貫さんの歌声、達郎さん&寺尾次郎さん等によるアコースティックなバック演奏も素晴らしい!
シュガーベイブファンも必聴のトラックですね。
(文:森 陽馬)