長いようで短かった3月も終わり。
今年は3月末で閉店してしまう店(外苑前にあるベルコモンズも3月30日で閉館だったようです)が多かったり、4月1日から消費税8%になることもあって、例年以上に区切りを感じますね。
それにしても2014年に入ってもう3か月が経過してしまったとは・・・。
時が経つのは早いものです。
1992年10月16日ニューヨーク/マジソン・スクエア・ガーデンで行われたボブ・ディラン30周年記念コンサートも、“最近”と思っていたらもう20年以上が経ってしまったのですね・・・。光陰矢の如し。
そのボブ・ディラン30周年記念コンサートが遂に初DVD&ブルーレイ化!
そしてCDもリマスター&ボーナス・トラックが追加され再発されました。
(国内CD 2枚組CD 解説・歌詞・対訳付 SICP-30550 3,600円+税)
このライヴは本当に最高!
ジョージ・ハリスン、エリック・クラプトン、ニール・ヤング、ルー・リード、ロジャー・マッギン、トム・ペティ、ジョニー・ウィンター他豪華ゲストが多数参加しているだけでなく、各々が気合い入りまくりの熱演!
そして、最後に出てくる大将ボブ・ディラン!
他出演者はにこやかなのに、1人無表情でムスッとしているのがディランらしいですね。
どの曲も名演(特に「マイ・バック・ペイジズ」は感動的!)ですが、ニール・ヤングによる「All Along The Watchtower」(見張り塔からずっと)はホントかっこいい!
シニード・オコナーがローマ法王批判に因るブーイングを浴び退場してしまった後、ざわついた会場の雰囲気を一変させた奇跡のパフォーマンス! 聴きものです。
(文:森 陽馬)