プリファブ・スプラウト 「The Songs Of Danny Galway」

更新が遅くなってしまってしまって本当にごめんなさい! プリファブ・スプラウト4年ぶりの新作。これはもう黙って聴くしかないですよね。(編集部)

 

プリファブ・スプラウトファン感涙!

4年ぶりとなる新作『Crimson/Red』が発売されました。
(国内CD 高音質Blu-spec CD2仕様 解説・歌詞・対訳付 SICP-30401 2,730円)

Prefab Sprout「crimson/red」

Prefab Sprout「crimson/red」

2009年発表前作『Let’s Change The World With Music』は、新リリースとはいえ90年代に録音された作品だったので一聴して昔の音源なんだな、と感じましたが、曲調や歌声、サウンド・アレンジそのままに、今回の新作には現代に呼応した輝きある音感がありますね。

1曲目のイントロからキラキラ度120%♪
長年プリファブ・サウンドを愛してきた人ならばワクワクすること必至!

視力・聴力に障害がある今のパディ・マクアルーンがスタジオで作業している鮮明な写真もブックレット内に掲載されており、プリファブの未発表アルバム『Devil Came A Calling』を下敷きにしながら、新たな息吹が込められた“入魂の新作”であることが伝わってきます。

歌詞の面で注目は8曲目「The Songs Of Danny Galway」。

♪ ダブリンのバーで彼に会った ウィチタから来た魔法使い ♪
という歌い出しのこの曲。

ライナーノーツで渡辺亨さん、対訳で伊藤英嗣さんも指摘されているように、ジミー・ウェッブのことを歌った楽曲のようです。

そう言われると、ジミー・ウェッブ作「Galveston」っぽいメロディーの曲だな、と思ったりもして・・・。

ということで、国内盤の渡辺亨さんによる詳細なライナーノーツ、及び伊藤英嗣さんの日本語対訳もファンの方には是非ご覧いただきたいですね。

 

(文:森 陽馬)

 

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