昨年、ボズ・スキャッグスがソウル/ブルースをカバーしたアルバム『メンフィス』を発表しましたが、英国のシンガー、ポール・ロジャースも“メンフィス”を軸にしたソウル名曲をカバーした新作『ザ・ロイアル・セッションズ』をリリース。
国内盤も先月発売になりました。
(国内CD 解説・歌詞・対訳付 COZY-834 CD+DVD 3,000円+税)
メンフィスにあるロイアル・スタジオで、当時の名プレイヤーと共に、自身のルーツであるサザン・ソウルの名曲等を取り上げています。
サム&デイヴ「I Thank You」、アン・ピーブルズ「I Can’t Stand The Rain」、テンプテーションズ「It’s Growing」、スモーキー・ロビンソン&ザ・ミラクルズも取り上げた「Walk On By」、オーティス・レディング「愛し過ぎて」や「That’s How Strong My Love Is」などなど。
65歳になろうかという年齢をまったく感じさせない伸びやかで瑞々しい歌声も良いですね!
ボーナス・トラックには、サム・クック「Shake」、名曲「Wonderful World」、自身作の「Walk In My Shadow」の3曲が追加収録。
スモール・フェイセズ、ロッド・スチュワート等もカバーした「Shake」。
英国勢には定番の1曲ですね♪
付属のDVDには、17分ほどスタジオ・セッションの映像が収録されています。
(文:東尾沙紀)