クリストファー・クロスは元々好きですが、意外な場所で生歌を聴く機会が2度ありました。
まずは2003年11月12日福岡。
ニール・ヤング来日公演を追っかけて福岡サンパレスまで見に行った日(ニール・ヤングの誕生日!)。
ニール・ヤング熱狂のライヴを堪能後、DREAMBOATというロック・バーへ直行。
ニール・ファンの方々と談笑していたら、なんと!福岡ブルーノート公演を終えたクリストファー・クロスがスタッフを連れて来店。
DREAMBOATのマスターと親交があったこともあり、「セイリング」をサービスで歌ってくれたことがありました。
(深夜聴いた「セイリング」、良かったなぁ~)
もう1回は、2012年8月再結集ビーチ・ボーイズ来日公演。
この時もクリストファー・クロスは他のイベントでちょうど来日していたようで、ビーチ・ボーイズ「ココモ」に急遽参加。カールのパートを歌ってくれたのが記憶に新しいですね。
というように、不思議と縁のある(?)クリストファー・クロス。
彼の約3年振りとなる新作『シークレット・ラダー』が国内盤で発売されました。
(国内CD 解説・歌詞・対訳付 VICP-75139 2,700円+税)
前作『Doctor Faith』(2011年5月12日の今日のこの1曲で紹介)も良かったですが、今作はよりウエスト・コースト・サウンドな感じ。ジェフリー・フォスケット、マイケル・マクドナルドもゲスト参加しています。
オススメは7曲目「Simple」。
健在のハイトーン・ヴォイスと、切ないメロディー&コーラスが沁みる1曲です。
文:森 陽馬
武蔵小山生まれ武蔵小山育ちの「ペットサウンズレコード」の「おにいさん」。店頭で、こんな音が好き!というと、いろいろ新しいものを紹介してくれますよ。ココカラ本誌では「毎日がGOOD MUSIC〜むさこ駅前狂騒曲〜」を連載中!