テン・チルドレンの50年記念コンサート開催!

幼児教育、スズキ・メソードの創始者鈴木鎮一(故人)は、1930年代から江藤俊哉氏、豊田耕兒氏など、後に世界で活躍する優れたヴァイオリニストを育てた経験を踏まえ、1946年長野県松本市に「松本音楽院」を設立しました。これが才能教育研究会(スズキ・メソード)の出発点で、1950年10月には文部省(当時)から認可を受け「社団法人才能教育研究会」が発足しました。

鈴木鎮一は、子どもの能力は生まれつきではなく、育つ環境によって育まれるという「母語の教育法」を発見し、ヴァイオリンを通じてこの教育法を実践したところ、それまでの教育では成し得なかった大きな成果を挙げ、全国に才能教育運動が拡がっていくことになりました。
1958年にスズキ・メソードで学ぶ子どもたちの演奏フィルムがアメリカで紹介されると、その音、姿、芸術性の高さが全米に大きな衝撃と感動を与え、世界中から多くの指導者が鈴木鎮一のもとを訪れるようになり、スズキ・メソードは世界へと発信されていきます。

今から50年前(1964年)からスタートした 「10人の子どもたちによる演奏旅行」 が、 『テン・チルドレンツアー』 です。その後30年間にわたって、日本の10人の子どもたちが世界20カ国384都市を訪れました。どの国でも、その演奏は大きな感動を呼び、その国でのスズキ・メソードの誕生につながっていきました。延べ483回のコンサートを開催し、世界各地で文化交流、民間外交の促進に寄与してきました。

そのスズキ・メソード テン・チルドレンの50年記念コンサートが3月31日、サントリーホールで開催されます。出演者は、「テン・チルドレン」プログラムに過去参加したスズキ・メソードOB・OGの著名人(大谷康子 他)とツアーメンバー、そして、スズキ・メソードに在籍する約500人の生徒たち。

SUZUKIちらし表

すでにチケットは完売とのことですが、若干のキャンセル待ちを受付中です。

詳しくはテンチルドレンWEBサイトスズキ・メソードWEBサイトをご参照ください。