マルアイ「BIG PAPER 20枚巻」
デカイ紙、学校では広用紙とか呼んでいたアレは、手元にあると物凄く便利なのだ。テーブルに広げて、全員で図解しながら放し合うとか、子供の落書きシートにするとか、撮影用の背景に使うとか、町内会のポスターを描くとか、巨大紙飛行機を作るとか、チャンバラごっこの剣を作るとか、大きめの図面を書くとか、巨大マインドマップを作るとか、もう夢のような利用範囲の広さなのだけど、デカイ紙だけにデカくて、保管に困るのが難点。丸めておくにも、保管が面倒なのは変わらないし、1枚取り出すのも難しい。
それを全部解決したのが、マルアイの「BIG PAPER 20枚巻」（1720円・税別）。ケースから引っ張り出すと、綺麗に一枚だけ引き出せて、次の一枚が少し顔を出す。それを特殊な巻き方だけで実現していると云う事実がまた凄いが、それよりむしろ、箱ごと保管出来るのが助かる。巻き癖もあまり付いていないから、広げるとすぐに使えるのも、何故、そんな事が出来るのか分からないが凄い。しかも、紙には薄くドット罫が印刷されているから、広用紙を前にして、どこから手を付けようと途方に暮れることもない。普通の紙のように広用紙（765×1085mm）を使えるのは何だかとても嬉しいよ。
（文：小物王 納富廉邦）
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