スピッツ 「ランプ」

でました、ヒット間違いなしの3年ぶりのスピッツの新作からの1曲。しかし、意外にも辛口のレビュー。ただただ「おすすめ」一辺倒の甘いレビューばかりではないというところが、ココカラがPetSoundsRecordを信頼する所以なのです。

 

スピッツ、約3年ぶりオリジナル・アルバム『小さな生き物』が先日発売。
(通常盤 UPCH-1946 3,059円)

スピッツ「小さな生き物」

スピッツ「小さな生き物」

草野マサムネらしいメロディー&歌声は変わらず健在。

最近のJ-POPバンドのリズム・アレンジを意識したような曲(⑧「scat」)があるかと思えば、「君が思い出になる前に」を彷彿とさせるような懐かしいスピッツ節が聴ける曲(④「ランプ)もあるなど、新旧のスピッツ・ファンが満足できる仕上がりですね。

ただ、近年のアルバム同様、キンキンと耳が痛くなるほど高い音圧/ミキシングには、個人的に疑問を持っています。
『フェクファー』の頃のような耳にやさしい音にはならないのでしょうか・・・。

あと、今回はDVD付、ブルーレイ付など数種類の初回限定盤を同時発売したことにも疑問を感じます。
(ライヴ&クリップ2DVD付、同じく2ブルーレイ付、クリップ3曲DVD付、同じくブルーレイ付、通常盤、そして公式サイト&会場限定アナログ盤含め計6種類。初回限定盤はDVDorブルーレイが付いているだけでなく、通常盤より曲が1曲多いという狡い仕様)

ファンが複数枚買ってくれて売り上げ枚数が伸びるとでも思っているのでしょうかね?

こういう売り方を続けていると必ずしっぺ返しが来るので、そろそろ止めた方がいいと思うのですが・・・。

 

森 陽馬

 

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